フォトン算数オンライン、画面を止めて紙に書くという設計が、オンラインなのにちょっと対面っぽいと思う理由。

フォトン算数オンラインを始めて3ヶ月ほど経ちます。以前もこちらの記事に書いたので、よければ読んでみてください。

今日、子供が受講しているのを横で見ていて、オンラインならではの難しさをあらためて感じたので、少し書いておこうと思います。

授業の構造が、ただ動画を見るだけじゃない

フォトン算数オンライン教室(公式サイト)の授業は、先生の解説を聞いたら一時停止して板書を書き写す、画面に問題が出てきたら止めて自分で解いてから解説を聞く、というのを繰り返しながら進んでいきます。

動画を流しっぱなしにして受け身で眺めているだけ、というつくりではなくて、止めて・書いて・考えて・また再生して、というサイクルが組み込まれているんですよね。

最初は「なんでいちいち止めるんだろう」と思っていたんですが、今日じっくり見ていて、これはかなり意図的な設計だと感じました。画面を見て聞いているだけだと、どうしてもぼんやりしてしまいますよね。止めてノートに書き写して、そのノートを見ながら自分で考える、というプロセスを挟むことで、頭の中での処理が変わってくるんだと思います。

タブレットの画面と紙、頭の働き方が違うらしい

これに関連して最近読んで面白かったのが、反射した光を見ているときと、スマホやタブレットのように画面自体が発光しているものを見ているときとで、脳の働き方が異なる可能性があるという研究の話です。紙は太陽光や照明を反射した光で、スマホやタブレットはそれ自体が発光しているので、見るという行為の性質がそもそも違うということですね。

実感としても、タブレットだけで完結するタイプの学習って、すいすい進む割に身についていない感じがすることがあって(これはまた別の記事で書きます)、その背景にはこういう違いもあるのかなあと思ったりしています。

フォトン算数オンラインの場合、授業の合間に紙のノートに書き写す時間がかなりあります。オンライン教材なのに、わりと手を動かすプロセスが多いんですよね。そういう意味では、オンラインの手軽さを保ちながら、対面授業に近い要素を取り入れようとしている設計なのかなあと感じました。

でも、一時停止した「空白時間」が問題

ただ、今日の様子を見ていてあらためて感じたのが、一人でやっていると、先生の動画が止まっている時間がそのまま休憩時間になってしまうんですよね。

写し終わったはずなのに気づいたら20分ほど経っていて、ノートに落書きが増えていた、ということが今日もありました。先生がしゃべっているときに落書きしているよりはマシかもしれませんけど(笑)、40分目安と書いてある授業が倍以上かかるということが普通に起きていて、これはどうにかしたいなあと思っています。

対面の授業だったら、先生の目があるし、クラスの雰囲気があるし、止まっている間もそこが「授業中」だという感覚を自然に持てると思うんですよね。オンラインで一人でやっていると、その感覚を保つのがなかなか難しいです。

今のところ考えていること

今ちょっと試しているのが、iPadの画面が暗くなるまでの時間を使うことです。しばらく操作しないと画面が暗くなってしまうので、暗くなる前にもう一度再生できるように急いでやろう、という気持ちが働くようで、意外と悪くないなと思っています。

ただ、設定次第でこの時間は変えられるはずなので、書き写しや問題を解く時間にちょうどいい長さに調整できると、もう少し使えるかもしれません。こういう細かいことをひとつひとつ試しながら、うちに合ったやり方を見つけていくしかないのかなあという感じです。

引き続き、こんな感じで記録していければと思っています。